2006年5月16日 (火)

「嫌われ松子の一生」の試写会に行ってきた

公式サイト

最初に重要なことを書いておきます。
「この映画はミュージカル仕立てだから」
これが一番重要です。

ネタバレしない程度のめもがき

1:片平なぎさがあまりにも片平なぎさすぎる
2:タニショーの正しい使い方を見せてもらった気がする
3:やっぱり中谷美紀と柴咲コウは似てる
4:色彩感覚が好みすぎる
5:お店の名前「白夜」に別のものを思い出した
6:とりあえず元ネタがわかったシーン「オズの魔法使い」とヒッチコックの「鳥」

個人的には面白かったけど、もう少し短くても(2時間以内)よかったかも。
腹八分目くらいで。(結構おなかいっぱいになる)
あと、この監督さん、「下妻物語」でもそうだったけど、女同士の友情?の描き方が好きだ。まあ、下妻と違ってちょっとほろ苦い結末だけどさ。

ちゃんと覚えていたら公開後にネタバレあり感想を書きたい。

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2006年5月11日 (木)

「嫌われ松子の一生」の試写会に行ってきます

試写会は16日なのですが。

しっかし、登場する人たちの名前を見てると濃い、濃ゆいなあ。

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2005年12月19日 (月)

今年見た映画を振り返る

今年はいつもの年に比べて、邦画をたくさん見ました。
でかいスクリーンは、いいね。こじんまりとした映画館も味があってよい。
まあ、問題は、映画を見るためには心の余裕と時間の余裕が必要なのだけど。

4月:ローレライ
5月:交渉人・真下正義
6月:電車男、戦国自衛隊1947(試写会)
7月:姑獲鳥の夏亡国のイージス(試写会)
8月:皇帝ペンギンリンダリンダリンダ
9月:サマータイムマシン・ブルース
10月:チャーリーとチョコレート工場
11月:涙石の恋・ジェニファ(さっぽろ映画祭)、ナポレオン・ダイナマイト(邦題『バス男』)(さっぽろ映画祭)

このうちおもしろかったものを3つあげるとすれば、
・電車男(個人的意見でいえば、山田孝之はシリアス演技よりこの映画のコメディ演技のほうが好き)
・チャーリーとチョコレート工場(あの毒々しさは癖になる…! コープス・ブライドも見たかった)
・サマータイムマシン・ブルース(1度目より2度目のほうがおもしろい)
(順不同)
みたいな感じです。共通点がよくわかんね。

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2005年11月17日 (木)

最近はマンガの映像化が多すぎる

とりあえず、ここ最近のだけでも。
花より男子 金曜10時放送中
どろろ 映画化
蟲師 映画化
小早川伸木の恋(仮)来年の1月より木曜10時放映開始(ところで、何故(仮)???)

まあ、マンガと映像作品は別ものと考えるべきですが。(この前も同じ事を書いたな)
しかし、「どろろ」の記事を見て気になるのは「20億円を超える製作費を投じ」ってところ。
個人的な偏見で恐縮だけど、こういう制作費がすごいぞ!というのを全面的に出す邦画は苦手だ。金かけるべきところは、うんとかけるべきと思うのだけど、実際に見て「ありゃ?」となってしまう。この手の話になると必ず名前を出されるのは、「ドラゴンヘッド」と「デビルマン」が二大?巨頭だけど、「デビルマン」は見てないから何も言えない。ドラゴンヘッドは…まあ…今さら何も言うまい。
何故ダメ映画呼ばわりされるのか素人でもわかるのに、どうして製作中に誰も何も言わないのか不思議でならない。

しかし、どうせマンガの映像化をするのならこれをやってほしい! と個人的に思うものがある。
冨樫義博のレベルEをドラマにしてみれるものなら、してほしいよ私。
キャストはこの人がいい! というのは特にないのだけど(唯一思い付いたのは、最初の話にでてきた擬態死できる宇宙人=荒川良々くらいだ)。ぜひとも金曜の11時の時間帯でお願いします(笑)
(しかし、何故レベルEなのか自分でもよくわからない)

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2005年11月 7日 (月)

ナポレオン・ダイナマイト(邦題『バス男』)(映画・ネタバレ)

さっぽろ映画祭の特別招待作品ということで、だめもとで応募したら当たったので、見にいきました。

とりあえず、ひとことだけ言いたい。
「この邦題考えた奴は誰だよ!!!!」と。
上映前に20世紀FOXの社員の方が挨拶にきていたのですが、いくらなんでも「電車男」にあやかる必要はなかろう、と思った。この邦題でだまされた!と思う人もいるのではないだろうか。


この映画の主人公のナポレオン・ダイナマイト君は、かもし出す雰囲気がなんとなくキュートでした。
しかし、あの画力は…。いや、日本基準で考えたらだめだ。
個人的にはおたくっていうより、ちょっとへんな奴って感じです。
ナポレオン君の兄貴は、毎日チャットばかりのニート? どうやら熱心にチャットする相手がいるらしい。
絶対、兄貴はチャット相手にだまされてる!って思ってたんだけどなあ。だってチャット相手が登場いたとき、「これはニューハーフ?!」とか思ったもんな。
ナポレオン君と兄貴の2ショットの妙な雰囲気がおかしすぎる。
おじさんも、いつまでも過去にこだわりつつ、でもなぜか怪しい商売をはじめてみたり。
ダイナマイト家の人たちはそんな感じでなんだか「ヘン」です。

ナポレオン君の友達の、メキシコからの留学生?ペドロ。なんだかテンションが低いのだけど、ケーキを焼くのは得意っぽい。
そして、個人的に一番お気に入りなのが、センスいいのか悪いのかよくわからない写真を撮るデビー。
彼女、かわいすぎるじゃないか。

話を要約すると、こんな感じの人たちが織り成す、なんともいえない感じの話です。
ちなみに、全然、「電車男」と似ても似つかない。(あえていえば、兄貴のチャット恋愛くらい?)
ダンスパーティーに女子を誘うために、自分の得意なことでアピールするナポレオンとペドロなんだけど、断られたりキモがられたりはするのだけど、別にネットで相談したりはしない(笑)

ところで、ペドロが生徒会長に立候補して演説後のナポレオンのダンス? はなかなか様になってました。なぜか笑いが起きたけれど(自分も笑った)
そして、デビーはなんかいいよ、癒される。ラストのナポレオンとデビーのシーンはほのぼのしました。

そして、この映画「も」ちゃんとエンドロールは最後まで見ましょう。
…あー、兄貴、だまされてなかったんだね。(本当に最後まで疑ってました)

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2005年10月26日 (水)

さっぽろ映画祭の鑑賞券がきた

公式サイト

ナポレオンダイナマイトこと「バス男(邦題)」が見られるのでうれしい。
しかし、この鑑賞券のはがき…再生紙はがきにカラーコピーなのが微妙に泣ける。
もう1通(『涙石の恋・ジェニファ』)は曲がりなりにも、印刷されたはがきなのに…。

で、この「バス男」という邦題は、「主人公がバス通学してるおたくだから」と理由でつけられたらしいですが、あんまりだと思った。(あと電車男の影響)

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2005年10月 9日 (日)

チャーリーとチョコレート工場(映画・ネタバレ)

秋は、チョコレートの新製品がたくさん発売される季節です。
今、コンビニに行くと見たことないチョコのお菓子がたくさん並んでて、迷ってしまうのです。
もしかしたら、今チョコを買ったらゴールドチケットが入っていたりして。

サントラほしいなあ(くせになる)


ジョニー・デップはやっぱり、ティム・バートンが撮るコスプレなキャラがはまりますなあ。
今回も堪能したけれど、この映画でのおいしい役所はジョーじいちゃんとウンパ・ルンパかな。特にウンパ・ルンパの歌はくせになるよ…。
チョコレート工場の中は、サイケで毒々しくて一度見たら忘れられない魔力がある感じがした。
なんといっても、本物のチョコの沼とか滝とか川は圧巻ですよ。
こういう、カラフルで毒々しい画面のファンタジー映画を見るのって久しぶりだなあ。
(私が見てないだけかもしれないけれど)

画面も毒々しいけれど、話も毒っ気たっぷりです。
チョコばっかり食ってるデブがチョコの沼に落ちてコーティングされてみたり、ガム噛んでばかりの賞とりレース大好き少女はガムのせいでブルーベリーみたいになり、欲しいものはすぐにパパにねだる我侭娘はダストシュートの中に消え、何言ってるかわからないゲーム少年は転送機で小さくなったあげくに飴のばし機でのばされる始末。
これは、実際に見ないとその毒っ気はつたわらないなあ…

しかし、この話で一番しっかりしているのがチャーリー少年なんだな。
ウォンカとは兄弟(しかも兄はチャーリー)みたいな感じになるんじゃないでしょうかね。

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2005年9月27日 (火)

サマータイムマシン・ブルース(映画・ネタバレ)

タイムスリップものといえば、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が有名ですが、この映画もタイムスリップものです。
まあ、この映画は「バック・トゥ・ザ・昨日」ですね。


夏のくそ暑い日なのに、うっかりエアコンのリモコンを壊してしまった某大学のSF研究会。
暑さにうだっていたSF研究会の目の前に現れた、マッシュルームカットの怪しい男とさらに怪しい乗り物。
怪しいカレンダーと、「カコ←→ミライ」と書かれてある怪しいレバー。
うっかり乗ってみれば、本物のタイムマシンだった!
せっかくだから昨日に戻って壊れてしまったリモコンをとってこようじゃないか!

…みたいなノリ(上の文章だとあんまり伝わらないが)ではじまる、ゆるゆるSFっぽい映画。
といっても、登場人物はSF研究会なのにSFが何なのかわからないのですが。

マッシュルームカットの怪しい未来人・タムラとタイムマシンがでてくるまでは、内容が掴めなくて「????」な感じで見てたのですが、昨日に戻ってドタバタするところから映画のノリに乗っていけるようになった。
昨日に戻ったSF研究会の言動がバカすぎる。
何も考えてないっぷりがなんとも…。
そして、肝心のリモコンの運命が「えええ?!!!」な感じ。

個人的には冴えない助手の佐々木蔵之介がツボだった。

(追記)
私は1回しか見てないのですが、たぶん2回目以降のほうが楽しめる感じですかね。
ジグソーパズルみたいに物事がハマっていく感。
小ネタ探しも楽しいかもしれない。

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2005年8月26日 (金)

リンダリンダリンダ(映画・ネタバレ)

年代バレな話ですが、私が小学校高学年〜中学生の頃「イカ天』ブームだったので、「ジッタリン・ジン」とか「たま」とか「FLYING KIDS」とか「BEGIN」とか懐かしすぎる。ブルーハーツはいか天バンドではないけれど、同時期ですから。それよりも奥田民生がユニコーンだったことをすでに知らない世代か…とこの映画を見ながら衝撃を受けていた(あまり話の内容とは関係ない)

影響を受けやすい私は見た後、さっそく借りてしまった…


文化祭がはじまる前日になって、いきなりブルーハーツのコピーバンドをやることになった山田響子(前田亜季)、立花恵(香椎由宇) 、白川望(関根史織)。そしてボーカルはなかば無理矢理入れた韓国からの留学生・ソン(ペ・ドゥナ)。本番まであと3日。果たして彼女たちは文化祭でのライブまで間に合うのか…?

…みたいな、内容としてはいわゆる「女子高生の音楽青春モノ」? のベタな内容なんだけど、適度に熱くなくてよい。よくもわるくも普通。若干けだるい雰囲気もある。私はすき。としかいいようがないなあ。
ペ・ドゥナ演じるソンちゃんがいい味だしまくってます。
カラオケに練習しに行くとき、店員に「ドリンク飲まないと歌えないの」と言われても「それおかしいよ」と答えたり、男子に告白されたときに「嫌いじゃないけどすきじゃない」とか。うーん、文章で書いてもおもしろくはない。
恵演じる香椎由宇は、WBの花村さん、のイメージとは全然違っててびっくり。

で、肝心の文化祭のライブには(案の定)遅れてしまうのですが、途中から降り始めた激しい雨のせいでどんどん会場の体育館に人が入ってきます。このとき、間をもたせるためにアカペラで歌った人がすごくいい歌声でびっくり。ようやく終盤ぎりぎりになって間に合った4人組、なんとか舞台にたつことができたのですが…。このとき、ソンが体育館にいるたくさんの生徒を見て、観客に背を向けたところの表情がいい。テンパってるテンパってる。
準備の整ったバックの3人の目配せ、そして恵がソンに目配せする。このあたりで私のテンションもいまかいまかとあがりまくり。
あとはもう「リンダリンダ」、「終わらない歌」でラストを締め。このあたりは「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」と同じ感じですね。
このライブの間、単純な私はうっかり目頭が熱くなりました。
エンディングはブルーハーツの「終わらない歌」。

本当に、最初に書いた「いか天」ブームのあたりを知ってる人間にはたまらない映画でした。
いまでもブルーハーツは高校の文化祭でコピーされてるんだろうなあ。

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2005年8月15日 (月)

電車男(映画・ネタバレ)

なんだかもう今さら感が漂いつつある時期ですが、自己満足的に。
映画の電車男…2時間ドラマで十分じゃないか?という意見もよく見るけど、むしろ大勢で笑って見る方がずっと楽しい。それはどの映画にも言えることだけど、電車男の場合は特にそうかな。気軽に見れる映画(最近の『純愛もの』にありがちな誰かが死んだり、とか、誰かが傷ついたり、という展開がない)っていいよ。ちょっと幸せになれる感じ。


実を言うと、私が電車男のまとめサイトを知ったのはちょうど昨年の今頃で、2chのドラマセカチュースレに、「電車男=山田孝之、エルメス=綾瀬はるかで見たい」な感じの書き込みと一緒にまとめサイトが貼られてたのがきっかけだった。
そんなわけで、最初から電車男が山田孝之なのは自分の中では確定事項だったので、実際に配役が発表されてもそんな違和感を感じなかった。むしろ「イケメンすぎ」などの意見のほうが個人的には新鮮に思った。
そもそも「おたく」に対するイメージって人それぞれだしなあ。

映画の電車のヲタポイントは、「かっこよくなったのにイケてない」…イケてない電車が必死なところに、思わず応援したくなるのです。
最初のデートの会話なんて、クリエに入れた「大人の会話集」?みたいなものに頼ってるし(そのおかげで笑いポイント「家は何へーべーですか?」が生まれたんだけど)。
しかも告白シーンのキモさは、正直、目をそらしたくなる勢い。でも、「ずっとひとりでいいやと思ってました」と自分の本心を語る電車に心わし掴みされました。
おそらく職場でも家でも(描かれていないけどたぶん、子供の頃からずっと)、人と関わることを怖がっていた電車がはじめて「すっと一緒にいたいです」と思ったのがエルメスなわけで…そりゃあ女神みたいな描き方になるのも当然ですよ。

中谷美紀のエルメスがまた、ほんとに「こんな女いるのか」と思うようなキャラなんだけど、実はものすごく必死な人だなあと思った。お嬢様な出で立ちや言動でうまーく「必死感」が隠れてるけど。でも、電車が好きなんだな、っていうのはなんとなく伝わってきた。でなきゃあんなに必死になんないよなあ。

全体的にテンポのいいところと独特の間が好み。
スレ住人はドラマと比べれば人数は少ないけれど、それぞれにちゃんとキャラクターがはっきりしてて、この人なら確かにこう言う(書き込み)するな、って納得。個人的には引きこもり役の瑛太がはまり役だなと思った。佐々木蔵之介のめがねリーマンも(メガネずきです)
2ch用語とかは個人的に思ってたよりは少なかったような気もするけど、もしかしたら気のせいかもしれない。
「くぁwせdrftgyふじこlp;@」には感動すら覚えた。それからいわゆる「毒男たちが後ろから撃たれる」シーン、私はスレまとめサイトを見ていたので笑ってしまった。…ちと恥ずかしい。(そのとき、たまたま隣にいた人も笑っていたので救われました…)

ひきこもり瑛太(役名「ひろふみ」)の、最初は冷めた目でスレの流れを見てたくせに、落ち込んだ電車に「ふざけんな!」とキレたシーンになぜかわからないけど涙腺崩壊。たぶん、あの住人の中で一番電車に近かったのは彼だと思った。
最後、ひろふみが、部屋から出てバスに乗ってどこかに向かうシーンの桜並木がとても綺麗だった。
ひろふみだけじゃなくて、ほかの住人もちょっと変化していくところもよかった。

・映画を見て自分がヲタだなと思った瞬間
その1:電車男の部屋にあるフィギュアや漫画がだいたいわかってしまったこと
その2:エルメスんちの「Macintosh classicII」、電車が言う前に反応してしまったこと
そも3:佐々木蔵之介がビールを飲んでたときに、ちゃんと商品名を観客側に見せていたのに関心したこと(それはヲタと関係ないんじゃ)

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2005年8月 5日 (金)

皇帝ペンギン(映画・ネタバレ)

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今年の2月、入場者数日本一といわれてる旭山動物園でやってるペンギンの散歩を見にいったのですが、あれは…いいですよ。目の前をぺんぎんの集団が歩いてるんですよ。癒し系。(写真はそのとき撮ったペンギンです)
この映画のポスターもかわいい子ペンギンのアップなためか、観客も女性が多かったよ(レディースディーだったし当然か)。
しかし、皇帝ペンギン、あんなかわいい顔して実は過酷な生存競争を勝ち抜いてきた強者ですよ。


冬を迎える南極大陸で、皇帝ペンギンが何百キロという大行進をはじめるところからこのドキュメンタリー映画ははじまるのですが、どんだけ集まってきてんのよ?! とそこからまず驚かされます。
二本足で歩いてるかと思えば腹すべりしてるペンギンもいるし。
白い南極大陸の大地に、黒い皇帝ペンギンの行列が延々と続き、やがてオアモック(パンフによると、オアシスとウモック(氷丘)を組み合わせたこの映画の造語だそうです)にたどり着いてそこで子供を育てるのです。
その数カ月間にわたる光景、想像以上に過酷だ…としか言い様がありません。語彙が少ないもので。
−40度で秒速30メートルの風と雪って、想像の範囲外の環境ですよ。
その中でオスは100日以上にも渡って絶食して卵をあたためて、メスは生まれてくるひなのために必死で海までえさをとりに行って、また戻ってくる…。
なかば忘れていたのですがペンギンは鳥類なので、母乳でひなを育てるわけでないんですよね。
何日も何十日もかけて、ひなのためにえさをとって、体に貯えておいてそれを与える…。
完全に圧倒されてしまって、ペンギンの生命力の前では自分なんて…と少し鬱になりつつも、ひながかわいかったので、結果として癒されました。
皇帝ペンギンのひなって、なんであんなカラーリングであんな模様なんだろう。もこもこしてるし。
あいくるしいにもほどがあります。

個人的に圧倒されたシーン
大行列からはぐれたペンギンが1羽で雪原の中にいる…。
本当に何もない、地平線の無効までただ真っ白な大陸で、はぐれたペンギンが必死で仲間を呼ぶ。
力つきても、やがて雪と氷がその痕跡を覆い隠してしまう。
そんな光景が南極で何千年も繰り返されてきたのかと思うと、本当に切なく思うよ。

しかし、見た映画館、やたらと冷房きかせてて寒すぎ(南極に比べればまし)。
五感で映画を体験しろということなんだろうか…

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2005年7月31日 (日)

下妻物語(映画・ネタバレ)

レンタルショップに行く度に借りられていて、ようやく見ることができた。
試写会に行った人やネットでの評判がかなりイイというのは知ってたけど、実際に見たら…
おもしろすぎ!!
ああ、なんで映画館で見なかったんだろう。


自己チューロリータ少女と原チャリとばすヤンキーの最悪友情物語、だなんてイロモノ…? と思わせておいて、実際に見たら気持ちよく笑えてちょっとホロリ。
女の子の友情物語って実はあんまり知らないけど(「NANA」とか読んだことないし)、この2人の関係の描き方はすきだな。
「ロココ時代のおフランスに生まれたかった」まさに、ふかきょんのための役じゃないかと思うわけで、ロリータ似合い過ぎ。土屋アンナもほんとにレディース?! とか思っちゃったよ。特攻服似合い過ぎ。脇役おもしろすぎ。(ちょっとクドカンドラマぽい?)荒川良々…ここにもいたか!

なんか映像のテンポがすきだなあ、と思ったら監督は、トヨエツと山崎努の卓球CM(アサヒ黒ラベルだったか?)の人なのかと吃驚しつつも納得。
最初の良々の車にはねとばされるところのスローモーションとかそれっぽい。
あと、個人的に好きなシーンは失恋したイチゴが「女は人前で泣かねーんだよ」に対して桃子が「ここには誰もいません」(台詞うろ覚え)て答えるシーン。ちょい涙腺刺激された。


個人的にはすごいすきなタイプの映画だけど、駄目な人は駄目だろう、って感じ。
なんとなく、映画の「電車男」が似たテイストぽい。イロモノ扱いなところとか、笑いつつもホロリなところとか。

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2005年7月30日 (土)

亡国のイージス(映画・ネタバレ?)

本日から公開とのことですが、2週間くらい前、一足先に試写会で見ました。
なぜかローレライから福井氏原作の映画を立続けに見てるのに、実はこの人の本はまだ読んだことがないのです。


頭が悪すぎる感想ゆえ、なんの役にもたたない感想文

結論を先にいうと、満足でした。

そんなわけで原作とか殆ど知らない状態で見たので、人間関係とか分かりずらいかなあと見る前は思っていたけど、見る前に配られた小冊子を見たので、画面に集中できた。
でも、中井貴一の役名(話の立ち位置)も書いてあったのはちょいとネタバレじゃないかとも思ったけど、あんまり気にはならなかった。
内容としては、海上自衛隊「いそかぜ」が某国の工作員にのっとられて云々(オプションで秘密兵器もつくよ)、船内や陸上での男たちの緊迫した闘いの連続、な感じでなかなか濃くて満足。画面的にも「映画を見た!」という満足感を味わいました。ミサイル飛ぶし、対秘密兵器攻撃のために三沢基地から米軍出撃するし、最後は東京湾でいそかぜ炎上するし。
なぜ映画の最後には舞台となった場所が必ず炎上するのだろう。
今年見ただけでも、戦国・うぶめ、そしてイージス(ローレライは炎上でなくて撃沈…)。
それはおいておくとして、ローレライのピエール瀧・戦国の北村一輝に匹敵するMVPは、吉田栄作か谷原章介か、悩むところ。
ついでに、ローレライと戦国の名前を出したところで思ったのだけど、人物配置が似通ってるよねこの3つ。気のせいか。

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2005年7月21日 (木)

姑獲鳥の夏(映画・ネタバレ)

原作は既に読んでおり、頭の中で自分なりのイメージがある状態での映画鑑賞。
原作物の映像化作品を見るときには、自分なりのイメージというものをいったんリセットして見てるのだけど、この映画に関しては、キャスト含め絵面的には違和感はなかったと思う、個人的イメージと。
それに、ところどころにシリーズを知ってる人なら思わず「おっ」と思う小ネタ? というか今後の伏線? が張られていたので内心にやにやしましたよ。
ただ、話の内容としてはどうなんだろう。
必死で、原作の内容を補完しながらスクリーンを見るという作業におわれていたため、映画そのものを楽しめたかというと疑問。おかげで映画見終わった後、どっと疲れた。
まあ、そもそも原作自体が気軽に読めるタイプの本じゃないんで読む度にくらくらしちゃいます。なのについ読んでしまう恐ろしさよ。



ここからネタばれ的感想の垂れ流し


・あの京極堂のうんちくを実際に聞くと、たぶん私は関口より理解できない…。原作読んでてよかったと思った。

・京極夏彦本人がでてたけど、私、あの人はてっきり多々良先生だとばかり思ってました。

・わりと脇までハマり役が多いと思うのですが、なんといっても和寅の荒川良々が妙に記憶に残ってますよ。
あれは…反則だろう。あと、お潤さんがいい感じ。

・永瀬正敏が、はり倒したくなるくらい、関口チックだった。(ちなみに映画化の話が出る前は、渡部篤郎がいいんじゃないかと思ってたのだけど、永瀬もいい感じ)

・牧朗の母親に対する傾倒ぶりと、そこから由来する彼自身の歪みがあまりはっきりと書かれてなかったので、何故、人工受精にこだわるのか、梗子と内藤の不倫関係を黙認(とうよりむしろ奨励?)してたのかがわかりにくいと感じた。さらに、学生時代の関口が涼子を(自主規制)したという点が曖昧なので(ま、察してください、という感じの表現だったけど)、涼子と関口の関係もなんか物足りない…。個人的に最後の、涼子から赤ん坊を受け取る関口の台詞がこの「姑獲鳥の夏」の重要点だと思っているので、なかったのはちょっと残念だな。

・この話はそもそも映像化できない、ということをどこかで見聞きしていたので(例の部屋でのシーンとか)、スクリーンで見る、という行為がすでに「うぶめ」の話の骨格をゆるがしてるような気がしないでもない。なら見るな、といわれそうですが、見たいという欲求には逆らえないわけです。以降のシリーズの映画化は…どうなんでしょう。楽しみは楽しみなんだよなあ、やっぱり。

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