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2006年3月 5日 (日)

白夜行を見た(8話)

サントラをレンタルしました。
気持ちが沈むなあ…(わかってるけど)。しかし、音楽だけでもなかなかいいですよ。とりあえず今回はこれを聞きながら書きます。

リアルタイムで見終わった段階では、いつもよりは後を引かないだろうなあと思ってました。普通にサスペンスとしておもしろかったし。
だけど、仕事中に突然、高宮が離婚後に篠塚に言った「事実を自分の都合のいいようにねじ曲げて〜哀れだな、と思った」という台詞を思い出して、急に落ち込んだ。なんでかな、5話見たとき以来の落ち込みぶりです。
だから、あまりハマりこむな、と自分で言ったのに。

あと、昨日の8話を見て、ようやくあの「高宮誠と三沢千都留、運命の再会」の目的を理解しました。
雪穂の離婚理由だけかと思ってたら、亮司が今枝(ドラマの探偵は見え見えすぎて萎えた)の追跡をそらすためだったんだ…。(やっと繋がった、というか、思いきりその視点が抜けてました。案外、内容忘れてる)

唐沢家の庭のサボテン。ふ え て る ー!!!
いま、このドラマで一番の恐怖の対象です。
来週からは笹垣と篠塚がついに本格的に2人の関係を追求しはじめます。
彼等によって人生を狂わせられた人々からの、そして太陽からの断罪。その前の、ほんのひとときの安らぎ?の回です。幸せで泣くりょうちゃんなんて初めてみたよ。

相変わらずの長文ですよ(中身はないよ)


あっという間に2004年です。
亮司は東西電装から盗んだデータを手みやげに、秋吉雄一としてメモリックスで働いてました。…いやー、あまり話の内容とは関係ないのですけど、秋吉主任が朝、社内に入ってきて「おはようございます」っていうシーン。女子社員が皆立ち上がってるのに妙にうけました。あの会社の女子社員は、「社長派」「主任派」で別れているような気がすry(妄想終了)
うちの職場にもひとり欲しい。

一方、雪穂は会員制ブティックを経営しながら、高宮が離婚を切り出してくるように嫌がらせな毎日を送っていました。家事やんない・晩ご飯手抜き→高宮に文句言われると「あたしって駄目な女よね」と泣き言を言う→結局言い返せないぼんぼん高宮、の流れは原作読んだときも「やな女!」と思ってたけど、映像で見るとさらに「やな女!」度は増しますね。
7・8話の綾瀬はるかの雪穂はほんとにハマってんなあ。
亮司に「三沢千都留」の近況を探らせて、浮気を理由に慰謝料ふんだくろうと画策します。
亮司は「(結婚期間)長い方が慰謝料たくさんもらえるんじゃない?」と提案?してみるも、雪穂には「金だけじゃないあたしもいるわけで」と言われてしまいます。

そして、刑事から探偵に転職した笹垣は、雪穂のブティックに張り込んでいた。
しかし、亮司と雪穂をつなげる手がかりすら見つからない。そんな時、殺された古賀の妻が笹垣の元を訪ねてくる。6話のときに「また登場するかも」と書いたら本当に再登場した。
亮司と雪穂をいまだに探っている笹垣に「どうしてそこまで」と訪ねる古賀の妻。
しかし笹垣は「こいつら、どないしたいかわからんようになってしまった、周りの人間巻き込んでまで」と頭を下げる。
そうなんだよなあ。
たしかに笹垣が執拗にこの2人を追ってる理由がわからん。しかし、笹垣もある意味、白夜の住人なんだよな。亮司と雪穂が笹垣を白夜に墜としたのか、それとも笹垣が2人を白夜に引きずり込んだのか、考えれば考えるほど、ループする。まあ、確実に言えるのは、子供のときに自首してればまだよかった、ってだけだ。

ゴルフスクールで高宮とちづるを会わせてみるも、ゴルフスクールには行かないと言い出す高宮。
まあ、あのぼんぼん高宮だもの、2年前に片思いしてた女と会ってもすぐに行動には移せない(ここで「ゴルフスクール通う」と言い出すんだったら、2年前の段階で早めに告白のひとつでもしてるよなあ、なんて思った次第でした)。むしろ、ちづるに「奥さんバリバリ働きたいなら早めに子供つくったほうがいい」とまで言われる始末。これじゃあ、浮気を理由にするのには弱すぎる、と雪穂が思っていると、亮司から「この話に乗らせてほしい」という電話がかかってくる。
ちょうどその頃、亮司は「金属加工エキスパートシステム」が実は東西電装から盗み出されたものでないか、ということで東西電装から依頼された探偵に尾行されていた。
亮司は、かつて東西電装の派遣社員だった三沢千都留と自分の間ににせの接点をつくることによって、探偵の目をそらそうとしていた。雪穂との繋がりを明るみに出さないために。

しかし、亮ちゃんのストーカーぶりは結構板についてる、っていうか、比較して探偵2人の尾行が見え見えすぎやしないか(笑)
ちづるに「ひどいなあ、俺のこと忘れたの(ガチャ)」という電話は素できもかった。声いいだけに。
ちづるのマンションの郵便受けで何かを受け取るふりをしたりして、探偵2人は確実に、亮司(秋吉)と三沢千都留の繋がりを疑い出す。

そして、度重なる嫌がらせ電話に恐怖したちづるは、高宮を部屋に呼びます。このとき、高宮の携帯の着メロが「月のしずく」なのは笑った。…時期的には「瞳を閉じて」か同じ柴咲の「かたちあるもの」じゃなかろうか(まあ、それだとセカチューすぎにもほどがあるが)
高宮としては、かつての片思い相手から頼られて、ちょっと男としてのプライド?が満たされたんじゃなかろうか。雪穂には見下されていることにちょっとは気付いていただろうし。
そして、2人はたびたび会うようになる。でも相変わらず家にはちゃんと帰ってくる高宮。
雪穂は、買い付けにいくための海外旅行のために同僚を家に呼び、そこで「ダメ押し」をすることにする。
あの、篠塚からもらった睡眠薬をここでも使うとは。(これには素直に感心した)
さらに、亮司を部屋に呼んで本当に殴らせるとは。(これは流石に予想外だった)
もうね、「そこまでやるかこの女!」って感じです。それにしても、真性Mの亮ちゃんに自分を殴れと強要するのは、新たなプレイだなあ(違うよ)しかし、殴った方が実は痛いんだよ…身も心も。
そして目覚めた高宮の前に、眼帯した雪穂の姿。
「腹が立ったら暴力に訴えるなんて、幼稚ね」と冷ややかに言い放たれ、呆然とするしかない。記憶にないのに…そんなはずないのに…でも。
思い悩んだ高宮は、ゴルフスクールに通うちづるに会いにいきます。「俺…もうだめです」
その2人を密かに見つめる亮司と、亮司を尾行する探偵2人。

そして、亮司への尾行はなくなり、
雪穂は弁護士をつけて高宮との離婚を成立させた。

高宮と篠塚の会話は個人的には今回の一番のポイント。
「金のことしか考えてない」「事実を自分の都合のいいようにねじ曲げる」「哀れな女」
…いやー、これ、私が原作雪穂に対して思ってたことそのまんまなのです。
でも、事実を都合のいいようにねじ曲げる、って冷静に考えれば普通の人でも無意識のうちにやってることじゃないかな。少なくとも、私はそうだ(笑)。自分の都合のいいように記憶してたり、言い訳してみたり。そう思ったせいで一気に落ち込みました…。(今は復帰しました。都合よく開きなおったので)

で、篠塚と高宮の話をこっそり聞いている相変わらずストーカーぶりを発揮してる亮司。
「哀れな女」と高宮が言うのを聞いて、考えてしまいます。俺が雪穂にこんなことをやらせてしまった、と。殴った拳が痛い。雪穂の幸せは俺の免罪符、なのに現実は、かつての夫に金の亡者と哀れまれる始末。

夜のブティックのシーン、ソファからがばりと起き上がる亮司の表情って、1話でどぶ川に偽の蓮の花を咲かせたときと同じで吃驚だ。
そういえば、この回のタイトルは「泥に咲いた花の夢」
雪穂に、かつて自分が偽造カードで作った金で買った株と、株の情報を渡す亮司。ちょうど時期的にITバブルの頃?(ちょっと記憶に自信がない)
「これで汚い金なくなった」
だから雪穂は店だけちゃんとやればいい、と言う亮司。俺はそんなに金は必要ないし、いざとなればどうにでも生きていける。そうだよな…死亡届け出してみたり人殺したり…今は他人の名前を騙ってるとはいえ、それなりに太陽の下を歩けてるもんなあ…。
雪穂は他人からどう思われてもいい、金のために身体を売って、こびを売って、それでも「リョウともう一度、太陽の下を歩くんだよ」という夢をあきらめていなかった。
だけど、亮司はもう、その夢が現実にはならないだろうと思っている、この対比が哀しすぎる。
どうにもすれちがってばかりだなあ…。
「R&Y」のオープンを見て、
「いつまでも生きたいと思った。
いつ死んでも構わないと思った。
俺は幸せだった」
という亮司のモノローグと、図書館のBBSの
「私は離婚しました
これでやっと、かけがえの無い人と
手をつないで歩くことが出来ます
もう二度と失わない
やっと手に入れた私の故郷、原点
這いつくばっても守るべきタラの大地」
という、「スカーレットの末裔」の書き込みとかさ。 生きたいけど、いつ死んでもかまわない亮司と、他人にどう思われようと生き抜くと決めた雪穂。

そのつかの間の幸せの裏に隠された罪が暴かれはじめる。

すっかり弱気になっていた笹垣の元に、雪穂への疑念を抱く篠塚が訪れる。
R&Yという店の名前、高宮との結婚と離婚。たしかに罪に問えることではないけれども、何かがひっかかる。それは江利子の事件のせい。雪穂が絡んでいるような気がするけれども、実行犯ではありえない。だが、「幽霊」のように雪穂についているあの男なら、あるいは。でも何故?
あの時の事件を調べてほしい、と笹垣に頼む篠塚。江利子が普通の結婚をして、幸せに暮らしているんだから、そのまま一生胸に秘めていればよかったのになあ、とか思ったよ。
そして、原作でも使われた「テッポウエビとハゼの共生関係」について語る笹垣。
相利共生…生きていくためにお互いを利用していく2人。しかし、亮司と雪穂の視点で見ると、相利か? という感じ。たしかにお互いしかいない2人ではあるけれども…
(えーと、この点に関しては「私的白夜行の読み方」という記事で書いてることと、今でも考え方は変わらないです)

そして、亮司と典子が出会ってしまった。亮司によって仕組まれた出会いではあるけども。
(2年前とか、弁当屋でもすれ違ってるけど)
亮ちゃんて…薄幸の年上女に好かれるタイプなんかな…(奈美江とかも)まあ、なんとなくわかる。
ぶっちゃけ、雪穂より典子と一緒になったほうが幸せなのに、と原作読んでるときから思ってたなあ。少なくとも典子はちゃんと亮司を求めてくれるだろうに…。でも雪穂にも亮司しかいないしなあ。そして亮司も雪穂しかいないんだよな…。

私的次回のみどころ
・ハメられた菊池の再登場
・最後のほうで雪穂の前に現れた礼子の目的
・亮司ってもしかして青酸カリであの人を殺るつもりなの?
・笹垣こわい
・走る谷口さん

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