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2006年3月23日 (木)

白夜行・最終回前妄想(3)

とりあえず、テレビでやってる最終回予告を偶然見ました。
「俺は、あいつの太陽だから」だったかな? 亮司のこのナレーションは今まで聞いたことのない声のトーンだ。
「あいつ」=雪穂だと思うのだけど、今までずっと「あなた」だったのになあ、と思うと気になって仕方ありません。

で、今回の妄想は雪穂のこと。
最終回がまだだけど今思ってることを書く。見終わったらすっかり変わってるかもしれないし、「やっぱりそうだったか」と思うかもしれないので。


雪穂の亮司に対する思いは結局なんなのか? 利用してるだけなのか? というのは、白夜行の最大の謎なのだけど、このドラマの雪穂に関して言えば、

雪穂の世界は、自分と亮司だけしかいない閉じた世界

ということかな。
5話の感想で私は雪穂のことを「他人のことなんてどうでもよくて、自分の我侭を通すだけの子供。雪穂は結局「女」にすらなれないのかも知れない。女にすらなれないのなら、悪女なんて、到底無理」なんて書いたんだよな。
悪女なんて到底無理、というのは今でも思っている。
別れた後、高宮誠に「哀れに思えてきた」なんて言われてるじゃないか。本当の悪女なら、そんなふうに哀れに思われることもないと思うんだ。たとえ騙されていたとしても、あいつに騙されるなら本望だ、と思わせるのが本物の悪女だと思ってます、私は(笑)

そして、「やっぱり雪穂は我侭を通すだけの子供」なんだなあ、と強く思ったのが10話。
「あと2年で時効なんだよ」「雪穂はね、でも俺は」
このシーンで、雪穂は結局、亮司がしてきたことの意味を何にもわかっちゃいなかったんだな、と。笹垣がいうように「人陥れる知恵があっても、他人の人生を想像できない」んだなあ。まあ、これは雪穂だけではなくて、亮司もだけど。
そういえば7話で、亮司と雪穂は同じことをお互いに言いますよね。
「リョウの幸せが、わたしの免罪符なんだよ」
だからやったことを正当化しまくって生きていこう、と。雪穂の「免罪符」は、完全に自分のためだなあ、と思う。
この2人の違いは、会えなかった7年間もかなり影響あるとは思うのだけど、やはり、亮司はリアルに人の死を感じていたのに対し、雪穂はそうじゃなかった、というのも大きい気がする。
手を汚すのは、全部亮司。
でも、本当に被害者を陥れたかったのは、雪穂。最初の事件からずっと。
亮司が何かをしてくれるのが当たり前だ、と思ってしまったのかもなあ。
また、亮司もわかってるくせに(5話ラスト)雪穂の思惑どおりに動くんだよね。本当、5話の亮司のナレーションじゃないけど、子供みたいな我侭っぷりですよ。

とりあえず、ここまで。
もう、どんな結末でもどんと来い、という気分です。

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