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2006年3月30日 (木)

4月からの新ドラマってさ

いやー、すごい「ネタドラマ」祭りですね。
白夜行で鬱を極めたので、4月からは心機一転でネタドラマを楽しむことにする。でも、最後まで見る自信はないな(笑)

私的春のネタドラマ祭りエントリー

1:「ギャルサー」土曜9時→藤木直人の「超絶音痴なカウボーイ?」という設定がたまりません。あと、ネイティヴアメリカンな古田新太。これがネタドラマでなければなんなのさ。

2:「医龍」フジ木曜10時→原作は読んでないのだけど、坂口憲二が「エリート」という設定だけで、あの歴史に残る怪作「愛するために愛されたい」を彷佛とさせます…。でも個人的な好みでいうと、裏の「弁護士のくず」のキャストの方が若干惹かれる。

3:「プリマダム」水曜10時→なんてやる気のないタイトルなんだ、と思い、次に「黒木瞳がバレエ」というので、あの歴史に残る怪作「愛(以下同文)」、なんだよなあ。見ないと思うけど。

4:「ブスの瞳に恋してる」火曜10時→上の3つに比べると明らかにネタランクは下がるなあ

5:「富豪刑事デラックス」金曜9時→前回の放送は見てた。ので、今回も暇があったら見るよ。主題歌はミッチーの「美しき人生よ〜♪」のままですよね?

番外:「トップキャスター」月曜9時→脚本家が香取慎吾の西遊記と同じ人らしいけど、西遊記って映画になるんじゃないの? 映画版は脚本家変わるの?(それだったらちょっと期待してもいいかもしんない、映画版)なんで番外かというと、まあ、いつもの月9っぽいなあ、と思ったので。

あ、あと山Pの「クロサギ」は結構楽しみです。普通に。
個人的には小出くんは見たいが「おいしいプロポーズ」は微妙すぎる。そんなとこかな。

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2006年3月26日 (日)

白夜行・まとめ

最終回の感想を一気に書き上げて、そのうちなんか書こうかな、と思ったけど、書きたいことはほとんど書いてしまったような気もするし、全然書けていない気もするし。なので無造作に書きなぐります。

最終回のつっこみ忘れ:雪穂はタグ打ち派? 私とおんなじだ。(だからなんだ)

結局のところ、ドラマ白夜行って相当ひねくれた「ラピュタ」って感じ?
ラピュタ、と具体的な作品名を出すのは気がひけるのだけど、いわゆる「少年がわけあり少女と出会い、少女のために強くなろうと決意する」話。ボーイミーツガールもの、少年の成長物語。
ただ、亮司と雪穂は、その「強くなろうと決意する」方向が違ってしまった。笹垣も最初はムスカ的だったし(心情的にね)
だからこそ、最初の事件を1話めにもってきたんだろうなあ、という気がします。

ちなみに、私は意外と典子の子供はアリだとおもってる派。
最初は「それって…」ともやもやしちゃったし、安易だという批判もわかるけど、でも、ラストで雪穂と子供(あれって亮司の子供ですよね)が手を繋いで、雪穂のうなだれる後ろ姿に、言い様のない救いのなさと、わずかな光を見た思いです。(ちなみに「砂の城」的な展開を期待しているわけではない)

あと、内容以外の感想について。


最初、ドラマになると聞いたときは「絶対むりむりむり」と思いました。上手く言えないのだけど、あの薄暗さというか底の知れなさが、映像になったら陳腐になるんじゃないかなあ、と。でも、架空都市・布施の雰囲気はかなり好みでした。あのくすみっぷりがたまらん。

役者陣。最初、「濃い、濃ゆいよ!」と思いましたもん。(特に山田・渡部・武田)だけど、ある意味現実離れした感のある脚本を、リアリティをもたせ、説得力のあるドラマにしたのは、やっぱり役者の力だなあ、なんて、素人目だけど思ってみる。久々に役者の仕事を堪能できた! って感じ。
そして、ドラマ外でも役者のプライベートでいろいろあったなあ。特に、亮司が典子との間に子供をもうけていたのと、実際に山田くんがある女性との間に子供がいた、なんて繋がりに「ちょっと、いいの?!」なんて。ドラマと役者のプライベートは関係ない、と思っていたとしても、かなり強烈だったよ。まあ、実際のところ、最初から決まってたのかもしれないし、実は後付け設定だったとしても、本当によくやったよ…やまだは(そりゃ、笑いたくもなるよね)(流石、彼はSキャラだと思う。亮司はMだが)

そんなやまだくんですが、今回の亮司役はかなり好きですよ私。
セカチューのときはうまいけど、ちょっと演技濃ゆすぎ、とか思うときもあったけど(でもドラマセカチューには合ってたと思う)、今回はうまく言えないけど、一皮剥けたっていうか、そんな感じ。
台詞のない表情だけのシーンが、とても印象的でした。
1話ラスト、5話ラスト、9話ラスト、10話ラスト、最終回の飛び下り直前の表情…この5つかな? 順不同で印象的なシーンは。
はるかちゃんは、もっと大変だっただろうな、と思うよ。決まったときからありえない、とか言われてたみたいだし、1話の福田まゆこちゃんが「これぞ雪穂!」な演技を見せて更にハードルあがって、最初は「やっぱきついか?」と思うときもあったけど、やっぱり5話の「騙されるほうがバカなのよ」あたりから、キタね。あ、あと3話で亮司の部屋に無言で入ってくるところとか、高宮を騙すところとかなんて、個人的には「完璧じゃん」なんて思いました。
2人とも、それぞれ次回作が楽しみです。(はるかちゃんはこれからも活躍しそうだが、やまだくんはよくわかんないですよね。個人的には悪役とかヒモ役とか、ダメ男をきわめてほしいけど)

あとは、やはり金八こと、武田鉄矢ですね。
私は実は、ちゃんと金八先生を見たことがないのだけど(たまに再放送とかは見てたような気もするけど)、そんな私ですら、武田鉄矢は金八、というイメージが強烈だったのに。
今回の笹垣は、最初の無気味さといい(まさにmonsterのルンゲ警部のようだ)、中盤の古賀殉職に対する怒りといい、終盤のある種「父親」的な雰囲気といい、恐ろしいまでの不死身っぷりといい(笑)、きんぱち先生と同じ人とは思えないなあ。(里見八犬伝の悪役っぷりも記憶に新しい)
助演男優賞は武田鉄矢に決定です。(でも、ドラマの賞って「テレビジョン」のやつしか知らないなあ。しかも私はめんどくさいのでハガキ出さないし)

でも、最後にひとつだけ言わせてくれ。
「続編」ってな ん の こ と?
(DVDの最終話に、続編につながるっぽいオリジナルエンディング?があるらしいです)このドラマはあれで完結したんだから、いいじゃんよー。
放映時にカットされた部分、とかは別にいいんですけど(そういうのを探すのが好きです)、続編っぽいものは、なんだかなあ、という気がします。
単純に、まだ「幻夜」を読んでないのもあるんですけどね(文庫になったら読もうと思っている)

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2006年3月24日 (金)

白夜行を見た(とりあえずの最終話)

1時間は短すぎるよ。
まあ、先週と同じように最初は「何この総集編パート2」とか、「何この亮ちゃんのリアリティあふれる身の上話(私もドSなので、ここまでやってくれるといっそ清々しいというか…言い方は悪いけど)」とか思ってたのですが、1話の時のみ流れたあのエンディングを見て、言い様のない気持ちになった。
あの時は、「なにこのセカチューぶり」とか思ったんだけど…今、見ると、ただ、ただ哀しい。
ちょうど、はじめて原作を読んだときの感覚を思い出した。
あのとき「これで終わり? えっ?」と思って最終章をもう一度読み直したのですが、今回も最終回をもう一度見直した…。

・歩道橋での笹垣と亮司のシーンを見て、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出しました。地獄に堕ちた極悪人カンダタ、だけど生前に一度だけやった善行(小さなアリを助けた)を知っている仏陀が、細い蜘蛛の糸をたらしてカンダタを地獄から救い出そう、とする話。
笹垣が、今まで亮司が犯した罪をひとつづつあげ、最後に「2004年12月、笹垣潤三殺人未遂、および救助」「2005年、栗原典子に一子誕生」笹垣が垂らした、蜘蛛の糸。「子供に十三階段昇る後ろ姿を見せろ」「おまえはたったひとりを幸せにしようとしてきたんだ」と。
だけど、亮司はその糸を拒んだ。
「お返し」と言いながら、笹垣の手に握られていた「父親殺しのハサミ」を自らの腹にさし、自ら身を投げた。10話の感想の最後のほうで、書いたことなんですけど…あのハサミは父親殺しの象徴だ、と。最後の父親殺しは、自分だったんですね。
「お返し」って、どういう意味だったんだろう…。まだ、今の段階では私には理解できません。

・「嘘に嘘を重ねる人生」…亮司を失った後、庭に埋められていた松浦の件で取り調べを受ける雪穂。そこで彼女は自分と亮司の関係を、はじめて明かします。「桐原亮司は、私の初恋でした」…嘘をつくのに一番効果的なのは、真実を少し織りまぜること。そうやって、何が本当で何が嘘なのか、わからなくなってしまった物語を作り上げてしまった。
たったひとり、R&Y2号店で座り込む雪穂。
あの日、建築中のビルの中にたたずんでいたときのように、あのダクトから、亮司が来ることを待ち望みながら。
だが、亮司は2度と雪穂の前には現れない。
そうして、あんなに待ち望んでいたはずの「時効の日」がやってきた。だけど、もはや雪穂には一緒に手を繋ぎたかった亮司も、守るべきタラの大地も、何も残されていなかった。
亮司が死ぬまでずっと抜け殻だったように、雪穂も抜け殻になりながら、それでも生き続けるっていうのは、どういうことなのかな。
「わたしには太陽なんかなかった、いつも夜。それでも太陽にかわるものがあったから」
そして、ラスト。
太陽の下、小さな子供の手をにぎる雪穂。表情はわからないけれど、私にはなぜか、あの口元だけが微笑みを浮かべているように思えた。いや…決して「砂の城(一条ゆかりのマンガで、以前、昼ドラにもなった話。かつて愛し合った2人は引き裂かれ、男と別の女との間に生まれた子供とヒロインがやがて愛し合う…ていう内容)」を思い出したわけではない。たぶん。

以前に書いた「私的白夜行の読み方」という記事。亮司は雪穂に喰い尽くされ…と、その記事で書いたのだけど、宿主を失って抜け殻になった雪穂は、それでも生きなければならない、と喰い尽くし、己の一部となった亮司に言われてるんだな。きっと。ある種、究極の共生だなあ。

また、最終回や白夜行自体について思うことを書くつもりです。
とりあえず、DVDの予約をしないと忘れてしまう。
あと、早く写真集来ないかな。

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2006年3月23日 (木)

白夜行・最終回前妄想(3)

とりあえず、テレビでやってる最終回予告を偶然見ました。
「俺は、あいつの太陽だから」だったかな? 亮司のこのナレーションは今まで聞いたことのない声のトーンだ。
「あいつ」=雪穂だと思うのだけど、今までずっと「あなた」だったのになあ、と思うと気になって仕方ありません。

で、今回の妄想は雪穂のこと。
最終回がまだだけど今思ってることを書く。見終わったらすっかり変わってるかもしれないし、「やっぱりそうだったか」と思うかもしれないので。


雪穂の亮司に対する思いは結局なんなのか? 利用してるだけなのか? というのは、白夜行の最大の謎なのだけど、このドラマの雪穂に関して言えば、

雪穂の世界は、自分と亮司だけしかいない閉じた世界

ということかな。
5話の感想で私は雪穂のことを「他人のことなんてどうでもよくて、自分の我侭を通すだけの子供。雪穂は結局「女」にすらなれないのかも知れない。女にすらなれないのなら、悪女なんて、到底無理」なんて書いたんだよな。
悪女なんて到底無理、というのは今でも思っている。
別れた後、高宮誠に「哀れに思えてきた」なんて言われてるじゃないか。本当の悪女なら、そんなふうに哀れに思われることもないと思うんだ。たとえ騙されていたとしても、あいつに騙されるなら本望だ、と思わせるのが本物の悪女だと思ってます、私は(笑)

そして、「やっぱり雪穂は我侭を通すだけの子供」なんだなあ、と強く思ったのが10話。
「あと2年で時効なんだよ」「雪穂はね、でも俺は」
このシーンで、雪穂は結局、亮司がしてきたことの意味を何にもわかっちゃいなかったんだな、と。笹垣がいうように「人陥れる知恵があっても、他人の人生を想像できない」んだなあ。まあ、これは雪穂だけではなくて、亮司もだけど。
そういえば7話で、亮司と雪穂は同じことをお互いに言いますよね。
「リョウの幸せが、わたしの免罪符なんだよ」
だからやったことを正当化しまくって生きていこう、と。雪穂の「免罪符」は、完全に自分のためだなあ、と思う。
この2人の違いは、会えなかった7年間もかなり影響あるとは思うのだけど、やはり、亮司はリアルに人の死を感じていたのに対し、雪穂はそうじゃなかった、というのも大きい気がする。
手を汚すのは、全部亮司。
でも、本当に被害者を陥れたかったのは、雪穂。最初の事件からずっと。
亮司が何かをしてくれるのが当たり前だ、と思ってしまったのかもなあ。
また、亮司もわかってるくせに(5話ラスト)雪穂の思惑どおりに動くんだよね。本当、5話の亮司のナレーションじゃないけど、子供みたいな我侭っぷりですよ。

とりあえず、ここまで。
もう、どんな結末でもどんと来い、という気分です。

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2006年3月22日 (水)

白夜行・最終回前妄想(2)

そういえば、最近、別のテレビ番組でも白夜行のサントラが使われているみたいですね。
思わず「笹垣…!」とか身構えてしまいましたよ(だって「本当は怖い家庭の医学」で何度も流れるんだもん)

最終回前妄想(2)というタイトルにしましたが、とりあえず私が勝手に思ってる亮司像でも好き勝手に書いてみました。

長くなった。


原作を読んだときから、雪穂の気持ちはさっぱり見えないけれど、亮司の人間的な部分(友彦や典子に対する接し方とか、おそらく最終話にあるであろう「切り絵」とか)に、とても惹かれていました。
ドラマの方の亮ちゃんてば、当初(2、3話の頃)は「原作の亮司はこんなヘタレじゃないしこんなに泣かない!」とか言われてたけど、私は結構すきだった。そこから、どんどん壊れていくであろう亮司を予感していたから。しかし、今思えば酷いよな…なにが「ダーク亮司発動」なんだか…ひどいよ私。
なのに10話の亮司ってば…なんていうか「悟りの境地」に近いものを感じる。少なくとも自分の命に対する執着は感じられない。

「俺は俺なりにあなたを明るい方へ連れだそうとした
でもそうすればそうするほどあなたを閉じ込めてしまったね
ごめんな・・・雪穂・・・・
他の愛し方なんて知らなかったんだ 」

亮司の母、弥生子もまた

「あの子はまだダクトの中にいる
押し込めたのは私
そういう人生しかあげられなくて、ごめん」

と同じことを言ってるのが、あまりにも辛すぎる。他の愛し方を知らない母と子。

亮司って1話でタイムマシンがあったら過去に行く、と言ってるように、ずっと「あのとき●●じゃなければ」「●●がなければ」と過去を悔やんで生きてきたんだろうなあ。

あんたが来てからうち、おかしくなったんだよ、親も、俺も(6話)
俺は雪穂と出会ったことを後悔し始めていた。 もし、雪穂と出会わなければ、 俺は人殺しになんかならなかった。 (1話)
「昔のアリバイをネタに、松浦って人に売春を強要されているっていう解釈でいいのかな? 」(3話)

そうやって、言い方は悪いけど自分のしたことを何かのせいにして逃げてきた人生。まあ、そういう性格だから雪穂に罪悪感を逆手にとった脅迫とかされちゃうわけで。
「●●のせいでこうなった」を能動的な言い方にすると「●●のためにこうした」と言い換えることができると思うのだけど、それが

雪穂の幸せは俺の免罪符だから(7話)

という言葉なんだろうね。
同じことを雪穂は7話で言ってるけど、雪穂の「免罪符」はまた別で、それはまた別の記事をたてて書くつもりです。
もし亮ちゃんが女に生まれてたらなんとなく、奈美江や典子みたいなタイプ(この2人も性格は結構違うんだけど)でないかな。相手に情を抱いてしまうのも似てる。奈美江は犯罪だとわかっていながら榎本に不正送金するし、典子は不倫相手に300万貸したり青酸カリを持ち出したり…。
ある意味、他人のために生きることに喜びを見いだすタイプっていうか、おひとよしっていうか、ダメ男や「バカ女」にひっかかるタイプっていうか。
結局、亮司は自分のためになにかしたことがあったんだろうか? と思わなくもない。

そういえば、この前から気になっていることがあります。
亮司は笹垣殺して俺もいなくなる、ということで笹垣殺害計画を実行に移すわけですけども(最終的には自ら襲いかかることになったが…)、これって、11歳の雪穂が母親を無理心中を図ったときと同じだということに、亮司は気付いてんのか。
あのときの雪穂は、

「■くんへ。
いつか、この手紙見るかな。
そう信じて、書くよ。
何があっても、多分■くんが思っている通りです。
後悔なんて全然してないけど、
本当は、私自身も一緒にいなくなるつもりだった。
私と■くんをつなぐものは、
とにかく全部消えてしまったほうがいいと思ったから。
だけど・・・肝心の私だけは残ってしまった。ごめん。
どうも私は 神様にに嫌われているみたい。
死んだら全部終わるなって、心のどこかにあったズルを
見逃してもらえなかったみたい。
だけど、こうなったらどこまでも生きてやろうと思います。
親を殺してまで、手に入れた人生だから。 」

というふうに、生き残ってしまったけれども、亮司は…。
彼の今の状態を見てると、もう痛々しくて見てられないのだけど、やっぱりどこかで「死ねば楽になれる」と思ってるんだろうなあ、とは思う。でも、それを「逃げだ、卑怯だ」とは言えない…。

正直、罪を償う、ということがどういうことなのかよくわからなくなってきた。
亮司がしてきたことも、雪穂への贖罪、とも言えるし。
いわゆる「刑事罰」は起訴されなければだめだし、「民事罰」だって、慰謝料を払うとか謝罪広告を出す、とか目に見える形の方法でしかないし。
かつて、谷口真文が亮司にいい、亮司が「幽霊からの伝言」としてBBSに書き残した、

「本当の罰は心と記憶に下されると伝えてください。
飲み込んだ罰は魂を蝕み、やがて、その身体さえ
命さえ食い尽くす」

この言葉が重い。

<追記>
亮ちゃん絡みで印象に残ってるシーンを無造作にあげてみる。
・当初はあまり思い入れのなかったオープニングの2005年12月25日のシーン。今見ると「行って」だけで泣ける
・1話の子供時代、雪穂とのやりとり「チャゲ的な悲しみには興味ないか」
・1話ラストの笹垣とのシーン
・2話の屋上で昇る朝日を見つめるシーン
・3話、「自分の死ぬ船」を見つめてる亮ちゃんと松浦
・4話の雪穂のストーカーぶり(雪穂が篠塚に気持ちが揺らいでると気付いた瞬間がすごいよ)
・やはり5話ラストの「騙される方が馬鹿なのよ」→雪穂に観葉植物を投げ付けたときの表情、は外せない。
・6話の友彦との銭湯シーン(笑)
・松浦との絡みすべて(ある意味、雪穂とのシーン以上にSMっぽい)
・7話で屋上から足をぶらぶらさせてるところ
・8話のR&Y開店を見てる後ろ姿
・9話「さむくない?」といい、ああやって年上女をたぶらかしおって、とか思わずにはいられない…
・「正しいことなんて言われなくてもわかってるんです」
・10話ラスト(笹垣ノートを見て涙がこぼれるところからの一連の流れ。笹垣に襲いかかるところがかなりいいです)

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2006年3月21日 (火)

アンフェアのはなし

げげ、冗談で最初に書いてた瑛太犯人説…?!

しかしあの時は冗談以外の何物でもなかった。(だってあのときは何のためにいるかわからんキャラだったから、まさかねー、とか思ってたんだ。本当なんだ)
正直言って、最初の推理小説殺人事件で萎えてしまい、その後見てなかったのだけど(途中はかなりおもしろかったらしいのですが)、また見たらそんなことに。

まあ、いいか。(ちゃんと納得してない風)

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2006年3月19日 (日)

そうだ、京都に行こう

なんのキャッチコピーだったか忘れましたが。
京都に行こう、っていうか実は先週3日ほど、京都・大阪へ出張してました。正直、高校の修学旅行以来なんですけど(笑)
仕事で行ったので、観光らしいことはほとんどできませんでした。
が、行きの飛行機で、伊丹空港におりようとしているときに、飛行機の窓から見た大阪の光景に「これが白夜行の舞台なんだ…」とか思ったりした(どんだけハマってんだよ)

あと、清水の舞台から飛び下りたかったです。死なない程度に。
一応、清水寺で撮った夕暮れ。

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2006年3月18日 (土)

白夜行・最終回前妄想(1)

16日にファイナルファンタジー12を買ったのにも関わらず、白夜行の最終回が終わるまで、プレイする気がおきない…(笑)

あと1回しかないので、今のうちに妄想をいろいろと書いておきます。
今回の妄想は、
「1話オープニングで、雪穂のしてた指輪は誰の手によるものか?」

先々週くらいまでは、あの指輪は亮司が雪穂にあげたものだと思ってました。
(3話ラストで、亮司のナレーションで「悪趣味なほど大きな宝石をあげたい」?みたいなことを言っていたので)
しかし、8話以降「いつ死んでもいいと思った」とか「あなたの人生に邪魔な存在がいるとすれば、あいつと俺」とか思っている亮司が、雪穂に何かを残すとはあまり思えない。まあ、2人の繋がりをしめすものはかなり残ってはいるんですけど。(サボテンの下に埋まってる人とか)

で、次に思ったのは、あれは雪穂が自分でつくったもの。
おそらくこれが一番可能性があると思うのですけど。あの日、亮司からもらった太陽を、左の薬指にはめて、亮司を待つ。
でも亮司に「雪穂は時効を迎えられるけど、俺は違う」と言われて、昔から言ってきた「リョウと一緒に太陽の下、歩くんだよ」という夢が壊れてしまった。「何の役にもたたなかった」と、泣き出すほどに。(あのシーンは、母親のことではなく亮司のことを言っているのだと感じました。この前の記事にも書きましたが)
そして、雪穂は亮司が死ぬつもりだということがわかっているので、「リョウを待つ」という選択肢はこの段階で消えてしまったと思うのです。だから、かわりに指輪をつくった。…なんか微妙にひっかかりを感じる…(妄想なのに)

最後に、実はあれは篠塚が雪穂にプレゼントしたもの、という妄想をぶちあげてみる。
礼子の葬式からの帰り道、篠塚は笹垣に「店の経営に協力すれば、なにか出てくるかもしれない」と自分の作戦を電話で話します。
だけど、もう篠塚は雪穂にあまりかかわる必要がないんじゃないだろうか。なのに、わざわざパトロンになる、とまで言うのは何故。
雪穂に「俺たちは似た者どうしだ そう思ったことはないか? スカーレット?」という書き置きまで残して。
私は実は「風とともに去りぬ」はあらすじでしか知らないのでアホなことを書いてるかもしれませんが、実は篠塚って雪穂のために(本人は意識していないとは思うが)レット・バトラーになるつもりなんじゃ…!? 目的がどうであれ、世間的では「篠塚一成は唐沢雪穂のパトロンになった」ととられてしまうわけで。
でもそうなると…、篠塚は雪穂にプロポーズすんのか? その過程であの指輪がでてくるのか?(店のマークをデザインした、という感じで)
そうしたら、雪穂(スカーレット)が本当に愛していたのは、やっぱり…という話になってしまうな。
亮司はレット・バトラーに成り損ねてしまったのか…。
なんでこんなことを思ったかというと、ドラマの笹垣は、原作の今枝の役割をかねているので、もしかしたら篠塚一成は、原作での雪穂の二番目の夫・篠塚康晴もかねているのかなあ…? と。それに、10話の雪穂を見ると、亮司亡き後のことも考えてるような気がしてならない(これも前に書いたが)。当然、その構想の中には篠塚一成が入っているわけですよ。

まあ、妄想ですけどね。

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2006年3月17日 (金)

白夜行(とりあえず10話)

なんか最初、見てたときは「なにこの総集編」とか思ったんですけど…いつものように、見終わったあとにお風呂に入りながら内容を反芻していたら、一気に鬱が来た。

とりあえずの鬱ポイント
1:先週の「そのザマか」の続き。2人して救われない、という礼子さんの最期
2:「あと2年で時効なんだよ」という雪穂と、実はそうじゃない亮司の決別(「好きだったよ」という過去形が気になる)
3:掲示板の書き込みを見た弥生子の様子
4:「俺の遺伝子なんか残すなってことじゃない、ろくでもないから」と言ったにも関わらず、どうやら自分の遺伝子を残してしまったかもしれない亮司
5:「愛し方がわからない」「私はなんの役にもたたなかった」という雪穂。この台詞で思ったのだけど、雪穂の考える愛し方というのは結局、なにか対価を必要としなければならない、と思ってるんだろう。亮司と太陽の下を歩くために売春結婚→離婚して、太陽の下に戻してあげたのに、リョウはもう一緒に歩くことをあきらめてる、だから私はリョウにとって何の役にもたたなかったんだ、ということだろうか。でも、子供時代の回想シーンの意味がよくわかんない…けど、あんな最低な母親にも愛されたかったんだろうか。きっとそうなんだろうな…。
6:「あの子はまだダクトの中にいる 押し込めたのは私」という弥生子の遺言(亮司も雪穂に対して同じことを思ってるんだよな)
7:「私が気付いてやれればよかった」という谷口真文に対し、「あの2人に同情することなんかない」と言い切った笹垣(はじめて笹垣に同調できたよ)(でも谷口真文の言うことにだって一理あるし…)
8:篠塚まで同じ穴のムジナになってしまうのか…!
9:笹垣ノートを見て青酸カリでなくて自分の手で殺ることにした亮司(あのラストの部屋のシーンは久々にゾクゾクきた、っていうか毎週ゾクゾクしてるんだけどさ)

どうせだから今のうちに書いておきます。
予告で雪穂が「死刑台まで歩いていく」みたいなこと言ってるけど、そう簡単に罪を認めるんだろうか…。今週の雪穂と篠塚のやりとりを見てると、亮司死後の人生設計まで視野にいれてる感もあるんだよなあ。あと話には関係ないけど、喪服姿の綾瀬はるかに萌えた(我が人生はどこへ行くつもりなんだ…!)

でもって、4について。
なんか以前、亮ちゃんてば薄幸の年上女に好かれるタイプなのか? と書いたけど、実は亮司の本来の好みが薄幸の女なのかも知れぬ。好きだった女は雪穂ぐらいだし(過去形になってしまってるのがまたなんとも)。
笹垣殺して俺も死ねばいいんだ(すでに雪穂と同じ太陽の下を歩くことなんかできない)、という気持ちの亮司にとって、典子に「幽霊は男に見つかって本当は嬉しかったんじゃない? だから殺す必要はないよ」と言われたときに、自分の心の枷がはずれたんだろうなあ。もしかしたら、亮司はこういうふうに、ただ自分の存在を受入れてほしかっただけなのかもしれない。
死んだ女の中に良心を捨て、好きな女には何もできなかった、幽霊のような男をはじめて受入れてくれた同じ幽霊だった女。その2人の行為が「むさぼりあう」みたいな、本能的な感じだったのがなんとも言えんなあ。というか、亮司が女を求めたのがこれが初めてなんじゃないか。雪穂のときは、「なんとかしてよ」の結果だから…。(しかもなにもできなかった)
で、もしこれで典子に亮司の子供ができてたとしたら、ある意味、亮司と雪穂にとっての強烈な罰かな、という気もする。2人でいても、何も生み出せない。
でも典子の立場にたってみれば、一時でも愛した男の子供だしなあ…(なんか書いてて複雑な気持ちになってきました。)

<ここから先を追記しました>

で、ラストで亮司が笹垣の記したノートを見て「血と肉にまみれて殺したい」と、青酸カリでの殺害をやめるところ。
亮司にとって、あのハサミは父親殺しの象徴なんだなあ。
実の父、松浦、そして幽霊の自分をずっと追いかけてきた笹垣。そうやって、死んでいく父親たちを感じていた。で、亮司は笹垣殺して自分も死ぬつもりだけど、やっぱりあのハサミで死ぬ気だったのか。

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2006年3月14日 (火)

白夜行で白昼夢

タイトルつまんね。

あまりにも9話が重すぎていまだに持て余しているのですが、いつまでも鬱鬱してるのも胃と腸に悪いので妄想で乗り切ることにしました。

ここから先は妄想文ですよ。


14年前、1991年に亮司はどぶ川にたたずむ雪穂を見つける。
ここでは、

・亮司の父親はロリコンではない
・雪穂んちは貧乏だが、娘を売るような外道な母ではない
・松浦は前科もちじゃない
・亮司の母親は松浦と浮気しない

…だめだ、この段階ですでにあの2人が出会うような気がしない。もはや別世界だが、まあ白昼夢だからいいよ。
どぶ川でたたずむ雪穂のなにかを感じる亮司。しかし、その場で声はかけられない。
あくる日、亮司はいつもの図書館へ百科事典を返しにくると、奥の席で、あのどぶ川の少女を見つける。
(ここから先はほぼドラマと同じなので省略)
2人はほほえましい付き合いを続けるが、やはり微妙な価値観の相違(タイムマシーンとか)とか、微妙な年頃だったりして、別々の中学に入学する頃には疎遠になってしまう。ありがちすぎる。
理系が得意だった亮司は、そのまま理工系の大学へすすむ。秋吉主任じゃなくって本物の桐原主任として若くしてSEになりますよ。
で、風と共に去りぬを原書で読みたかった雪穂は英文科にいって、やっぱりブティック経営の道を選ぶ。R&YのRは本当に「りょうこ」のR(太陽の切り絵はないからちょっと寂しい)。
たがいに、初恋の相手のことはたまに「どうしてるかなあ」くらいには思うけど、そのままずっと他人として生きていた。
2005年12月までは。

2005年12月。
交差点で信号待ちをしている亮司は、向こう側にひとりの女性を見つける。
(あの1話ラストの笹垣を雪穂に置き換えてみる)
(流石に睨み入ったりBGMがアレだったりはしないよ)
どこかで見たことがある気がする。でも…まさか?
気になりながらも交差点の真ん中ですれ違う2人。
渡りきって振り返る亮司、そのまま歩いていく女性を見て「違うか…」と内心落胆しつつ歩く。
だが、その女性もまた、亮司が歩いていく姿に「今のは…?」と振り返るのであった。

で、この偶然の(ドラマ的にはありがち)再会からはじまる恋物語。…もはやこの2人である必然性がない(笑)

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2006年3月12日 (日)

白夜行を見た(9話)簡潔に

※壮絶すぎて何から書いていいかわからず、簡潔バージョンです。

今回は、唐沢礼子の最期の言葉と、桐原弥生子が谷口真文にすがりつくシーンにつきる。
「2人して、そのザマか。哀れやな」
「いい子だったでしょ、私があの子を殺したんです」
そして、人というのはあそこまで残酷になれるものなのか。
「あんたの帰る場所はちゃんとある」といった義母を11歳のときと同じように殺そうとした雪穂。「2度目は駄目だよ」雪穂の2度目の母親殺しを止めにきた、実行犯の亮司。
「正しいことなんて、言われなくてもわかってるんです」
このときの黒尽くめ亮司の底知れなさ、これが、あの2話・3話めの頃のヘタレりょうちゃんと呼ばれていた人と同じ人間なんだろうか。

「2人して、そのザマか。哀れやな」
まさに、今の私の心境です。そこには同情する気持ちも断罪する気持ちもない。
ただ、画面のこちらがわで2人の行き着く先を見ることしかできない。
逃げ出して太陽の下に戻れるものなら戻りたいのだが、この白夜行の世界にとどまって、救いのない道を見届けたいと思う。
結局は己の選んだ道なんだよな。画面の向こうの人たち(登場人物)も、画面のこちらの人たち(視聴者)も。

栗原典子絡みのシーンも見るのが辛かったなあ。
ていうか、他の人と一緒には絶対に見れないよ(笑)「手でも口でも汚してあげるよ」とか。

あと、どうしても書きたい。
「タケシの嫁」
のためだけに、青木和代だったのだろうか…??

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2006年3月 8日 (水)

白夜行サントラ

この曲はこのシーンで使われてるぞ、という覚え書きをしようと思ったのですが、膨大すぎて途中で挫折した(笑)
ので、印象的なやつだけ書いておきます。

track1:白夜を行く(6:15)
→ずばりメインテーマなので、あちこちで使われてますよ。4:08からの転調がよい。
ちなみに、track18:白夜を行く、再び(2:59)(女性コーラス入り)は、松浦死亡後のシーンに使われてます

track2:君を照らしていたい(6:05)
→主に回想シーン。それから2話の亮司・雪穂の7年ぶりの再会、6話の松浦殺害後の2人のシーン。これも2人のシーンのときによく聴く気がする

track3;夜の彷徨い(1:57)
→2話で菊池と藤村都子をハメるとき、とか亮司と雪穂が悪事を働いてるところのシーン

track6:ふたりの約束(3:39)
→1話、子供時代の別れ〜駅ですれちがう2人

track8:疑惑の瞳(2:03)
→2話、切り絵で計画をたてているとき

track9:追跡(2:13)
→笹垣の『歎異抄』シーン

track11:君を照らしたい夜に(3;14)
→「なあ、雪穂…」

track12:レクイエム(3:50)
→2話、倉庫で倒れている藤村都子を見つけたとき

track16:見えない視線(2:12)
→この曲は未使用ですが、ひとこと書きたかった。明らかになんか違う感じだ…(笑)どこのサスペンスドラマかと。

track:19:この静かな闇(2:27)
→2話、亮司がビルの屋上で昇ってくる朝日を見つめるシーン

track21:振動が止まらない(2:08)
→1話ラスト〜2話はじめ、亮司と笹垣が交差点をはさんで対峙するシーン、など

track25:祈り(2:49)
→1話オープニングだ! と思う…

あと、個人的に7話ではじめて笹垣と篠塚が会ったシーンの曲が好きなのですが、入ってませんでした。

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2006年3月 5日 (日)

白夜行を見た(8話)

サントラをレンタルしました。
気持ちが沈むなあ…(わかってるけど)。しかし、音楽だけでもなかなかいいですよ。とりあえず今回はこれを聞きながら書きます。

リアルタイムで見終わった段階では、いつもよりは後を引かないだろうなあと思ってました。普通にサスペンスとしておもしろかったし。
だけど、仕事中に突然、高宮が離婚後に篠塚に言った「事実を自分の都合のいいようにねじ曲げて〜哀れだな、と思った」という台詞を思い出して、急に落ち込んだ。なんでかな、5話見たとき以来の落ち込みぶりです。
だから、あまりハマりこむな、と自分で言ったのに。

あと、昨日の8話を見て、ようやくあの「高宮誠と三沢千都留、運命の再会」の目的を理解しました。
雪穂の離婚理由だけかと思ってたら、亮司が今枝(ドラマの探偵は見え見えすぎて萎えた)の追跡をそらすためだったんだ…。(やっと繋がった、というか、思いきりその視点が抜けてました。案外、内容忘れてる)

唐沢家の庭のサボテン。ふ え て る ー!!!
いま、このドラマで一番の恐怖の対象です。
来週からは笹垣と篠塚がついに本格的に2人の関係を追求しはじめます。
彼等によって人生を狂わせられた人々からの、そして太陽からの断罪。その前の、ほんのひとときの安らぎ?の回です。幸せで泣くりょうちゃんなんて初めてみたよ。

相変わらずの長文ですよ(中身はないよ)


あっという間に2004年です。
亮司は東西電装から盗んだデータを手みやげに、秋吉雄一としてメモリックスで働いてました。…いやー、あまり話の内容とは関係ないのですけど、秋吉主任が朝、社内に入ってきて「おはようございます」っていうシーン。女子社員が皆立ち上がってるのに妙にうけました。あの会社の女子社員は、「社長派」「主任派」で別れているような気がすry(妄想終了)
うちの職場にもひとり欲しい。

一方、雪穂は会員制ブティックを経営しながら、高宮が離婚を切り出してくるように嫌がらせな毎日を送っていました。家事やんない・晩ご飯手抜き→高宮に文句言われると「あたしって駄目な女よね」と泣き言を言う→結局言い返せないぼんぼん高宮、の流れは原作読んだときも「やな女!」と思ってたけど、映像で見るとさらに「やな女!」度は増しますね。
7・8話の綾瀬はるかの雪穂はほんとにハマってんなあ。
亮司に「三沢千都留」の近況を探らせて、浮気を理由に慰謝料ふんだくろうと画策します。
亮司は「(結婚期間)長い方が慰謝料たくさんもらえるんじゃない?」と提案?してみるも、雪穂には「金だけじゃないあたしもいるわけで」と言われてしまいます。

そして、刑事から探偵に転職した笹垣は、雪穂のブティックに張り込んでいた。
しかし、亮司と雪穂をつなげる手がかりすら見つからない。そんな時、殺された古賀の妻が笹垣の元を訪ねてくる。6話のときに「また登場するかも」と書いたら本当に再登場した。
亮司と雪穂をいまだに探っている笹垣に「どうしてそこまで」と訪ねる古賀の妻。
しかし笹垣は「こいつら、どないしたいかわからんようになってしまった、周りの人間巻き込んでまで」と頭を下げる。
そうなんだよなあ。
たしかに笹垣が執拗にこの2人を追ってる理由がわからん。しかし、笹垣もある意味、白夜の住人なんだよな。亮司と雪穂が笹垣を白夜に墜としたのか、それとも笹垣が2人を白夜に引きずり込んだのか、考えれば考えるほど、ループする。まあ、確実に言えるのは、子供のときに自首してればまだよかった、ってだけだ。

ゴルフスクールで高宮とちづるを会わせてみるも、ゴルフスクールには行かないと言い出す高宮。
まあ、あのぼんぼん高宮だもの、2年前に片思いしてた女と会ってもすぐに行動には移せない(ここで「ゴルフスクール通う」と言い出すんだったら、2年前の段階で早めに告白のひとつでもしてるよなあ、なんて思った次第でした)。むしろ、ちづるに「奥さんバリバリ働きたいなら早めに子供つくったほうがいい」とまで言われる始末。これじゃあ、浮気を理由にするのには弱すぎる、と雪穂が思っていると、亮司から「この話に乗らせてほしい」という電話がかかってくる。
ちょうどその頃、亮司は「金属加工エキスパートシステム」が実は東西電装から盗み出されたものでないか、ということで東西電装から依頼された探偵に尾行されていた。
亮司は、かつて東西電装の派遣社員だった三沢千都留と自分の間ににせの接点をつくることによって、探偵の目をそらそうとしていた。雪穂との繋がりを明るみに出さないために。

しかし、亮ちゃんのストーカーぶりは結構板についてる、っていうか、比較して探偵2人の尾行が見え見えすぎやしないか(笑)
ちづるに「ひどいなあ、俺のこと忘れたの(ガチャ)」という電話は素できもかった。声いいだけに。
ちづるのマンションの郵便受けで何かを受け取るふりをしたりして、探偵2人は確実に、亮司(秋吉)と三沢千都留の繋がりを疑い出す。

そして、度重なる嫌がらせ電話に恐怖したちづるは、高宮を部屋に呼びます。このとき、高宮の携帯の着メロが「月のしずく」なのは笑った。…時期的には「瞳を閉じて」か同じ柴咲の「かたちあるもの」じゃなかろうか(まあ、それだとセカチューすぎにもほどがあるが)
高宮としては、かつての片思い相手から頼られて、ちょっと男としてのプライド?が満たされたんじゃなかろうか。雪穂には見下されていることにちょっとは気付いていただろうし。
そして、2人はたびたび会うようになる。でも相変わらず家にはちゃんと帰ってくる高宮。
雪穂は、買い付けにいくための海外旅行のために同僚を家に呼び、そこで「ダメ押し」をすることにする。
あの、篠塚からもらった睡眠薬をここでも使うとは。(これには素直に感心した)
さらに、亮司を部屋に呼んで本当に殴らせるとは。(これは流石に予想外だった)
もうね、「そこまでやるかこの女!」って感じです。それにしても、真性Mの亮ちゃんに自分を殴れと強要するのは、新たなプレイだなあ(違うよ)しかし、殴った方が実は痛いんだよ…身も心も。
そして目覚めた高宮の前に、眼帯した雪穂の姿。
「腹が立ったら暴力に訴えるなんて、幼稚ね」と冷ややかに言い放たれ、呆然とするしかない。記憶にないのに…そんなはずないのに…でも。
思い悩んだ高宮は、ゴルフスクールに通うちづるに会いにいきます。「俺…もうだめです」
その2人を密かに見つめる亮司と、亮司を尾行する探偵2人。

そして、亮司への尾行はなくなり、
雪穂は弁護士をつけて高宮との離婚を成立させた。

高宮と篠塚の会話は個人的には今回の一番のポイント。
「金のことしか考えてない」「事実を自分の都合のいいようにねじ曲げる」「哀れな女」
…いやー、これ、私が原作雪穂に対して思ってたことそのまんまなのです。
でも、事実を都合のいいようにねじ曲げる、って冷静に考えれば普通の人でも無意識のうちにやってることじゃないかな。少なくとも、私はそうだ(笑)。自分の都合のいいように記憶してたり、言い訳してみたり。そう思ったせいで一気に落ち込みました…。(今は復帰しました。都合よく開きなおったので)

で、篠塚と高宮の話をこっそり聞いている相変わらずストーカーぶりを発揮してる亮司。
「哀れな女」と高宮が言うのを聞いて、考えてしまいます。俺が雪穂にこんなことをやらせてしまった、と。殴った拳が痛い。雪穂の幸せは俺の免罪符、なのに現実は、かつての夫に金の亡者と哀れまれる始末。

夜のブティックのシーン、ソファからがばりと起き上がる亮司の表情って、1話でどぶ川に偽の蓮の花を咲かせたときと同じで吃驚だ。
そういえば、この回のタイトルは「泥に咲いた花の夢」
雪穂に、かつて自分が偽造カードで作った金で買った株と、株の情報を渡す亮司。ちょうど時期的にITバブルの頃?(ちょっと記憶に自信がない)
「これで汚い金なくなった」
だから雪穂は店だけちゃんとやればいい、と言う亮司。俺はそんなに金は必要ないし、いざとなればどうにでも生きていける。そうだよな…死亡届け出してみたり人殺したり…今は他人の名前を騙ってるとはいえ、それなりに太陽の下を歩けてるもんなあ…。
雪穂は他人からどう思われてもいい、金のために身体を売って、こびを売って、それでも「リョウともう一度、太陽の下を歩くんだよ」という夢をあきらめていなかった。
だけど、亮司はもう、その夢が現実にはならないだろうと思っている、この対比が哀しすぎる。
どうにもすれちがってばかりだなあ…。
「R&Y」のオープンを見て、
「いつまでも生きたいと思った。
いつ死んでも構わないと思った。
俺は幸せだった」
という亮司のモノローグと、図書館のBBSの
「私は離婚しました
これでやっと、かけがえの無い人と
手をつないで歩くことが出来ます
もう二度と失わない
やっと手に入れた私の故郷、原点
這いつくばっても守るべきタラの大地」
という、「スカーレットの末裔」の書き込みとかさ。 生きたいけど、いつ死んでもかまわない亮司と、他人にどう思われようと生き抜くと決めた雪穂。

そのつかの間の幸せの裏に隠された罪が暴かれはじめる。

すっかり弱気になっていた笹垣の元に、雪穂への疑念を抱く篠塚が訪れる。
R&Yという店の名前、高宮との結婚と離婚。たしかに罪に問えることではないけれども、何かがひっかかる。それは江利子の事件のせい。雪穂が絡んでいるような気がするけれども、実行犯ではありえない。だが、「幽霊」のように雪穂についているあの男なら、あるいは。でも何故?
あの時の事件を調べてほしい、と笹垣に頼む篠塚。江利子が普通の結婚をして、幸せに暮らしているんだから、そのまま一生胸に秘めていればよかったのになあ、とか思ったよ。
そして、原作でも使われた「テッポウエビとハゼの共生関係」について語る笹垣。
相利共生…生きていくためにお互いを利用していく2人。しかし、亮司と雪穂の視点で見ると、相利か? という感じ。たしかにお互いしかいない2人ではあるけれども…
(えーと、この点に関しては「私的白夜行の読み方」という記事で書いてることと、今でも考え方は変わらないです)

そして、亮司と典子が出会ってしまった。亮司によって仕組まれた出会いではあるけども。
(2年前とか、弁当屋でもすれ違ってるけど)
亮ちゃんて…薄幸の年上女に好かれるタイプなんかな…(奈美江とかも)まあ、なんとなくわかる。
ぶっちゃけ、雪穂より典子と一緒になったほうが幸せなのに、と原作読んでるときから思ってたなあ。少なくとも典子はちゃんと亮司を求めてくれるだろうに…。でも雪穂にも亮司しかいないしなあ。そして亮司も雪穂しかいないんだよな…。

私的次回のみどころ
・ハメられた菊池の再登場
・最後のほうで雪穂の前に現れた礼子の目的
・亮司ってもしかして青酸カリであの人を殺るつもりなの?
・笹垣こわい
・走る谷口さん

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2006年3月 4日 (土)

aqua timez

このアルバム借りました。
なんとなくだけど、地上波でなんかのタイアップがつけば一気に来そうな感じ。
(こなあああゆきいいいいい、のレミオロメンみたいに)
結構、この読みには自信がある(けど、当たらなくても責任はもてません)

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2006年3月 3日 (金)

なんちゅうか…

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これは、昨年の夏にRSRに行ったときに貼られていた号外です。(我が家にもある)
駒大苫小牧の優勝決まった瞬間、フジファブリック待ちのテントが盛り上がったのを昨日のことのように思い出すよ。

なのに…

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060303&a=20060303-00000098-mai-spo

何が一番悲しいかというと、監督まで辞任しちゃたことです。
なごみ系で好きだったのに…
しかし、最近は未成年の「飲酒」「喫煙」報道が多いような気がするなあ。
「皆飲んでるし吸ってるし」という感覚なんだろうなあ。まあ、かつての自分ですが。

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白夜行完全版DVD

http://ishop.tbs.co.jp/ec/tbs/product/orgprg.jsp?cid=cat2465

白夜行、毎週見てて「尺足りなさそうだなあ、きっとカットされてるシーンもあるんだろうなあ」と思っていたので、やはりDVDには「完全版」という肩書きが付きましたね。

とりあえず、ハガキでもだしてみる。(当たらないだろうけど)

で、8話初見の感想は、「原作に近いなあ」と思いました。エビとハゼの話がきたよ。
あと、亮司のストーカーぶりが板についてるのは流石だと思った。
(ちづるの件でね。いつ会社に行ってるんだよ秋吉主任)(まあ、フレックス制なんだろうけど)

でも、一番の衝撃は藤重政孝(メモリックス社長)かも(笑)
10年ぶりくらいに見たな…

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