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2005年8月26日 (金)

リンダリンダリンダ(映画・ネタバレ)

年代バレな話ですが、私が小学校高学年〜中学生の頃「イカ天』ブームだったので、「ジッタリン・ジン」とか「たま」とか「FLYING KIDS」とか「BEGIN」とか懐かしすぎる。ブルーハーツはいか天バンドではないけれど、同時期ですから。それよりも奥田民生がユニコーンだったことをすでに知らない世代か…とこの映画を見ながら衝撃を受けていた(あまり話の内容とは関係ない)

影響を受けやすい私は見た後、さっそく借りてしまった…


文化祭がはじまる前日になって、いきなりブルーハーツのコピーバンドをやることになった山田響子(前田亜季)、立花恵(香椎由宇) 、白川望(関根史織)。そしてボーカルはなかば無理矢理入れた韓国からの留学生・ソン(ペ・ドゥナ)。本番まであと3日。果たして彼女たちは文化祭でのライブまで間に合うのか…?

…みたいな、内容としてはいわゆる「女子高生の音楽青春モノ」? のベタな内容なんだけど、適度に熱くなくてよい。よくもわるくも普通。若干けだるい雰囲気もある。私はすき。としかいいようがないなあ。
ペ・ドゥナ演じるソンちゃんがいい味だしまくってます。
カラオケに練習しに行くとき、店員に「ドリンク飲まないと歌えないの」と言われても「それおかしいよ」と答えたり、男子に告白されたときに「嫌いじゃないけどすきじゃない」とか。うーん、文章で書いてもおもしろくはない。
恵演じる香椎由宇は、WBの花村さん、のイメージとは全然違っててびっくり。

で、肝心の文化祭のライブには(案の定)遅れてしまうのですが、途中から降り始めた激しい雨のせいでどんどん会場の体育館に人が入ってきます。このとき、間をもたせるためにアカペラで歌った人がすごくいい歌声でびっくり。ようやく終盤ぎりぎりになって間に合った4人組、なんとか舞台にたつことができたのですが…。このとき、ソンが体育館にいるたくさんの生徒を見て、観客に背を向けたところの表情がいい。テンパってるテンパってる。
準備の整ったバックの3人の目配せ、そして恵がソンに目配せする。このあたりで私のテンションもいまかいまかとあがりまくり。
あとはもう「リンダリンダ」、「終わらない歌」でラストを締め。このあたりは「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」と同じ感じですね。
このライブの間、単純な私はうっかり目頭が熱くなりました。
エンディングはブルーハーツの「終わらない歌」。

本当に、最初に書いた「いか天」ブームのあたりを知ってる人間にはたまらない映画でした。
いまでもブルーハーツは高校の文化祭でコピーされてるんだろうなあ。

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2005年8月24日 (水)

ウォーターボーイズ2005・前編(SPドラマ・ネタバレ)

公式サイト

すっかり夏の風物詩というか、映画から数えて4作目ともなれば「男のシンクロ?!」そのものに目新しさはないのだけど、高校最後の夏というキーワードは今回も健在でした。そして南の島の青い空と青い海…その画面だけでも癒されます。ちょっと、「Dr,コトー診療所」や「ちゅらさん」ぽい気もするけど。


公式サイトのあらずじより

合格確実と言われた東大医学部の受験に失敗した 田中昌俊(瑛太) 。そんな彼がかろうじて滑り込んだのは、同じ東大の農学部だった。そのことを留学中の交際相手・ 響子(香椎由宇) に告げることが出来ず、また医者である父親からもプレッシャーをかけられ、何としてでも医学部への転部を果たそうと猛勉強に励んでいた田中は、不覚にも肝心な一般教養を1教科落としてしまう。慌てて教授の元へ頼み込みに行くと、教授はこんな交換条件を口にしたー——。

「今年の夏休みを、冨那島で過ごしたまえ」

南の果ての島、冨那。田中は、単位をもらう代わりに、夏休み返上で教授の知人が経営している養豚場の手伝いに行かされるハメになったのである。おまけに出発前日、一時帰国中の響子から「私たち自然消滅しちゃったけどこれからもいいお友達でいましょうね」などと言われ、気分は最悪…。
嫌々島に向かった田中は、そこで思いがけず3人の男子高校生と出会うことに。そのときは田中も少年達も、それが一生忘れられない夏の始まりだとは、全く気付いていなかった。

今までの主人公たちは「シンクロ公演のために必死になる男子高生」だったのが、「かつてシンクロ公演に必死になってけど、そのことにちょっと後悔してる大学生」になった、というのが今までと違うところですが、1作目を毎週楽しみにしていた私としては、2年前『シンクロと将来、両方を実現してみせます』といった田中の口から、『もしシンクロやってなかったら』なんて言葉は聞きたくなかったなあ。

島で出会った男子高校生3人、賢作(小出恵介) 、悟(平岡祐太) 、俊一郎(柄本佑) 。
この3人、とにかく生意気っていうか何にたいしてもやる気がないダメダメ3人組。今までのシリーズのボーイズも最初はダメダメキャラだったけれど、今回の3人組、前編だと後半までいいとこなし…。
強制的に夏祭りで「男のシンクロをやれ」といわれ、なぜか東京で行われる「全国ウォーターボーイズ選手権」に出るはめに。でもこの3人組、シンクロの練習もやる気ないし(田中より泳ぎも上手でスカーリングもすぐできるようになったのもやる気なさに拍車をかけ)、上京する本当の目的は別にあるので、東京についてから勝手に行動する始末。
そんなんで大丈夫なのか、と思っていたら案の定、集合時間には遅れる、海パンはどっかのロッカーに入れっぱなし(しかしガムテープで代用はどうかと思うよ)、ついには演技中の唯野高校の邪魔をしてめちゃくちゃ…とダメっぷり炸裂。もう知らん。
シンクロ選手権といえば、1作目にでてきた安田とプチデブこと石塚も後輩の応援にかけつけてきてました。プチデブがプチ、でなくなってる…! 安田は公認会計士をめざして勉強、プチデブは農協職員、とそれぞれの道でがんばっているのを見てうれしくなった。しかし、ここで近況報告してるうちに、田中が響子に「医学部だ」と嘘をついてるのがバレてしまい、響子に「どうして田中くんは医者になろうとしたの?」「あの頃の田中くん、輝いてたよ」と言われてしまいます。うーん、ある意味田中にとっては残酷な現実だなあ。たぶん、田中だって本当は「シンクロをやらなければ…」なんてたられば言っても仕方ないのはわかってるんだけど、周りが自分の道をしっかり進んでいるのに比べて自分は…となってしまったんだなあ。

前編は田中の苦悩メインという感じで、今回のメンバーに関しては最後までよくわからないまま終わってしまいました。考えてみれば「シンクロやりたい!」という気持ちになるまで、映画だと30分くらい?、連ドラ版だと1話分くらいの時間だったのが、今回のSPまで2時間、だったから、ラストで賢作が「あきらめたくねえんだよ」というまでがちょっと長い気がした、
まあ、お約束である佐久間先生の妊娠?!騒動とか「男のシンクロ〜ポロリもあるよ」まで組み込んでいたけれど。

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2005年8月15日 (月)

ウォーターボーイズ(再放送ドラマ)

今日から、北海道でも今週末に2夜連続で放送される「ウォーターボーイズSP」の番宣のために(?)、2003年版ウォーターボーイズの再放送がはじまりました。

若いっていいな、
バカなことを真剣にやれるっていいな、
…などと思う自分がちょっと悔しい。

話の内容はなんてことのない、すんごいベタな内容なのに、登場人物の成長がきっちりと描かれていた、とても愛すべきドラマ(きもくてすいません)。見た目からして1話めと最終回を比べてみたら別人だし。

今年のスペシャルでラストらしいですが、何年か後に復活しそうな気もしないでもない。

サントラもとてもよいので、思わず買いました。「シンクロBOM-BA-YE」の手拍子が流れてくると夏だーという気分になります。よく「鉄腕DASH!」で使われている気がする。「シュガー・ベイビー・ラヴ」はアサヒアクアブルーのCMにも使われましたよね。一時期CMが流れるたびに反応してしまう始末。

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電車男(映画・ネタバレ)

なんだかもう今さら感が漂いつつある時期ですが、自己満足的に。
映画の電車男…2時間ドラマで十分じゃないか?という意見もよく見るけど、むしろ大勢で笑って見る方がずっと楽しい。それはどの映画にも言えることだけど、電車男の場合は特にそうかな。気軽に見れる映画(最近の『純愛もの』にありがちな誰かが死んだり、とか、誰かが傷ついたり、という展開がない)っていいよ。ちょっと幸せになれる感じ。


実を言うと、私が電車男のまとめサイトを知ったのはちょうど昨年の今頃で、2chのドラマセカチュースレに、「電車男=山田孝之、エルメス=綾瀬はるかで見たい」な感じの書き込みと一緒にまとめサイトが貼られてたのがきっかけだった。
そんなわけで、最初から電車男が山田孝之なのは自分の中では確定事項だったので、実際に配役が発表されてもそんな違和感を感じなかった。むしろ「イケメンすぎ」などの意見のほうが個人的には新鮮に思った。
そもそも「おたく」に対するイメージって人それぞれだしなあ。

映画の電車のヲタポイントは、「かっこよくなったのにイケてない」…イケてない電車が必死なところに、思わず応援したくなるのです。
最初のデートの会話なんて、クリエに入れた「大人の会話集」?みたいなものに頼ってるし(そのおかげで笑いポイント「家は何へーべーですか?」が生まれたんだけど)。
しかも告白シーンのキモさは、正直、目をそらしたくなる勢い。でも、「ずっとひとりでいいやと思ってました」と自分の本心を語る電車に心わし掴みされました。
おそらく職場でも家でも(描かれていないけどたぶん、子供の頃からずっと)、人と関わることを怖がっていた電車がはじめて「すっと一緒にいたいです」と思ったのがエルメスなわけで…そりゃあ女神みたいな描き方になるのも当然ですよ。

中谷美紀のエルメスがまた、ほんとに「こんな女いるのか」と思うようなキャラなんだけど、実はものすごく必死な人だなあと思った。お嬢様な出で立ちや言動でうまーく「必死感」が隠れてるけど。でも、電車が好きなんだな、っていうのはなんとなく伝わってきた。でなきゃあんなに必死になんないよなあ。

全体的にテンポのいいところと独特の間が好み。
スレ住人はドラマと比べれば人数は少ないけれど、それぞれにちゃんとキャラクターがはっきりしてて、この人なら確かにこう言う(書き込み)するな、って納得。個人的には引きこもり役の瑛太がはまり役だなと思った。佐々木蔵之介のめがねリーマンも(メガネずきです)
2ch用語とかは個人的に思ってたよりは少なかったような気もするけど、もしかしたら気のせいかもしれない。
「くぁwせdrftgyふじこlp;@」には感動すら覚えた。それからいわゆる「毒男たちが後ろから撃たれる」シーン、私はスレまとめサイトを見ていたので笑ってしまった。…ちと恥ずかしい。(そのとき、たまたま隣にいた人も笑っていたので救われました…)

ひきこもり瑛太(役名「ひろふみ」)の、最初は冷めた目でスレの流れを見てたくせに、落ち込んだ電車に「ふざけんな!」とキレたシーンになぜかわからないけど涙腺崩壊。たぶん、あの住人の中で一番電車に近かったのは彼だと思った。
最後、ひろふみが、部屋から出てバスに乗ってどこかに向かうシーンの桜並木がとても綺麗だった。
ひろふみだけじゃなくて、ほかの住人もちょっと変化していくところもよかった。

・映画を見て自分がヲタだなと思った瞬間
その1:電車男の部屋にあるフィギュアや漫画がだいたいわかってしまったこと
その2:エルメスんちの「Macintosh classicII」、電車が言う前に反応してしまったこと
そも3:佐々木蔵之介がビールを飲んでたときに、ちゃんと商品名を観客側に見せていたのに関心したこと(それはヲタと関係ないんじゃ)

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2005年8月 5日 (金)

皇帝ペンギン(映画・ネタバレ)

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今年の2月、入場者数日本一といわれてる旭山動物園でやってるペンギンの散歩を見にいったのですが、あれは…いいですよ。目の前をぺんぎんの集団が歩いてるんですよ。癒し系。(写真はそのとき撮ったペンギンです)
この映画のポスターもかわいい子ペンギンのアップなためか、観客も女性が多かったよ(レディースディーだったし当然か)。
しかし、皇帝ペンギン、あんなかわいい顔して実は過酷な生存競争を勝ち抜いてきた強者ですよ。


冬を迎える南極大陸で、皇帝ペンギンが何百キロという大行進をはじめるところからこのドキュメンタリー映画ははじまるのですが、どんだけ集まってきてんのよ?! とそこからまず驚かされます。
二本足で歩いてるかと思えば腹すべりしてるペンギンもいるし。
白い南極大陸の大地に、黒い皇帝ペンギンの行列が延々と続き、やがてオアモック(パンフによると、オアシスとウモック(氷丘)を組み合わせたこの映画の造語だそうです)にたどり着いてそこで子供を育てるのです。
その数カ月間にわたる光景、想像以上に過酷だ…としか言い様がありません。語彙が少ないもので。
−40度で秒速30メートルの風と雪って、想像の範囲外の環境ですよ。
その中でオスは100日以上にも渡って絶食して卵をあたためて、メスは生まれてくるひなのために必死で海までえさをとりに行って、また戻ってくる…。
なかば忘れていたのですがペンギンは鳥類なので、母乳でひなを育てるわけでないんですよね。
何日も何十日もかけて、ひなのためにえさをとって、体に貯えておいてそれを与える…。
完全に圧倒されてしまって、ペンギンの生命力の前では自分なんて…と少し鬱になりつつも、ひながかわいかったので、結果として癒されました。
皇帝ペンギンのひなって、なんであんなカラーリングであんな模様なんだろう。もこもこしてるし。
あいくるしいにもほどがあります。

個人的に圧倒されたシーン
大行列からはぐれたペンギンが1羽で雪原の中にいる…。
本当に何もない、地平線の無効までただ真っ白な大陸で、はぐれたペンギンが必死で仲間を呼ぶ。
力つきても、やがて雪と氷がその痕跡を覆い隠してしまう。
そんな光景が南極で何千年も繰り返されてきたのかと思うと、本当に切なく思うよ。

しかし、見た映画館、やたらと冷房きかせてて寒すぎ(南極に比べればまし)。
五感で映画を体験しろということなんだろうか…

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